投資と経済 GOEMON

会社経営10年目のアラサー🏙️/2023年6月からブログ執筆本格開始/ 株式投資や社会人のスキル向上に役立つ記事を書いています。

2023-01-01から1年間の記事一覧

日銀YCC再修正論報道はあれど、植田総裁と岸田首相は芽を育てたい意向強い

こんにちは、GOEMONです。10月23日(月)のレポート。このnoteでは前日の米国市場から当日の東京市場までの株式投資、経済に関するニュースや出来事をまとめたレポートを平日18時を目安に投稿しています。自分では2~3時間かかる量のニュースをこの記事1つで…

含み損益-5.97% / 購入検討銘柄と来年に仕込みたいセクターのメモ

こんにちは、GOEMONです。 10月3週も日経平均は先週に続き下落。31,259.36円と8月半ばの安値水準を下回っています。 再来週の10月末から日銀会合、FOMC会合が開催され、日銀の政策修正、米年内利上げ可能性を探る展開が続きますので来週は様子見ムードが漂…

米国債売りが世界株安へ、ドル円は介入あれど160円台へのリスク高まる

▼米国 今朝の米株式市場はS&P500種株価指数が前日比-1.37%と大幅安だった。 8月の米求人件数が発表され、エコノミストの予想を上回り予想外に増加したことが、最近の金利上昇圧力をさらに高めて米国債売りが加速したからだ。 参考:米求人件数、8月は予想外…

米消費者の景気先行き見通し悪化、中国不動産企業は今日も利払い期限

本日は3月を決算期にしている企業の中間配当権利付最終日だ。 9月末の権利を確定をするためには本日までに該当株式を買付ておく必要がある。昨晩の米株式市場は軟調だったものの、国内では機関投資家による配当再投資の買いが入り、東京株式市場は前日比で上…

米国債格下げ、日銀買入オペ額据え置きで日本株下落。今夜の米国相場の解釈はいかに

YCC修正が結果として緩和維持継続の意思を市場に再確認させたと思いきや、8月2日の相場は荒れた。 昨晩の米国株式市場で格付け会社フィッチ・レーティングスが米国の長期外貨建て発行体格付けをAAAからAA+に引き下げたことを火切に、様々な思惑が交差してい…

円安株高は鮮明に。ドル円は145円まで障壁無しか

日銀会合後、円安・株高の流れが鮮明だ。 8月1日(火)の東京株式市場は大幅続伸し、日経平均株価は33,476円で取引を終えた。7月3日に付けたバブル期以来最高値の33,753円まであと一息という所まで来た。 その最高値からのここ一ヶ月間はYCC修正懸念や米政策…

日銀会合の結果、市場は緩和政策維持でハト派と受け止める展開に

7月31日、YCC修正から週末を挟んでの東京株式市場は大幅高となった。 日経平均は前週末比+412.99円の33,172.22円、TOPIXは1990年7月以来の高値2,322.56を付けて引けた。タイトルの通り、市場は前週末の日銀会合の結果を緩和政策維持でかなりハト派であったと…

FOMC結果公表間もなく、日銀動向は企業物価鈍化でYCC修正観測はさらに後退か

7月27日、AM3:00に米政策金利が発表される。 何度も書いて来たように、今回のFOMCでは0.25ポイントの利上げが既定路線だ。問題は9月、11月の会合でどう判断するかだが、現時点でのポイントを下記の記事にまとめておいたので、詳しくはそちらを参照して欲しい…

忘れてはならないFRBのタカ派姿勢と年内利上げ可能性の判断材料

7月のFOMC会合で0.25ポイントの利上げが確実視される中、市場の注目は年内にもう1回利上げがあるか否かに集まっている。 7月24日時点では年内の利上げ確率はそれぞれ下記のように織り込まれている。・9月下旬会合:16.0%・10月末会合:27.9% 市場では7月に0…

無風のCPIを受けて日銀物価見通しは2.6%前後へ上方修正と予想、ドル円はロングのチャンス

Bloombergの伊藤純夫記者、藤岡徹記者が「事情に詳しい複数の関係者への取材で」日銀は現時点でYCCの副作用に緊急に対応する必要性は貧しいとみていると報じた。 この報道でYCC修正観測がさらに後退し、円売り圧力が高まった。記事執筆時点でドル円は141.75…

内閣府と日銀の物価見通しからYCC修正の有無を考察する

7月20日(木)の東京株式市場は3営業日に反落した。機械、電気機器、精密機器が下落幅トップ3となった。 前日の米株式市場では英国のインフレ鈍化が好感されたものの、住宅関連指標が底堅く、CPI発表から安堵感のあった利上げ懸念がまだくすぶっていること…

予想通りYCC修正観測後退 / 国内インバウンド需要は想像異常の回復

7月19日(水)の東京株式市場は前日夜の植田日銀総裁による発言を受けて続伸した。 植田総裁はG20の会議後のインタビューで物価目標達成には「まだ距離がある」という「前提が変わらない限り、全体のストーリーは不変だ」と語った。これを受けて、連日経済メ…

米利上げ動向、FRB副議長含む要人4名の発言。残り2回の利上げ姿勢を崩さず

12日(水)の米消費者物価指数の発表を前に、バーFRB副議長ら要人4名が講演やインタビューで各々の考えを発信し、タカ派と捉えられる内容となった。 結論を先にまとめておこう。 ・バーFRB副議長:中立~ややタカ派「あと少しだが、まだやるべき仕事がある…

ジリジリ下げる展開、CPIは大した動きにならない可能性

7月2週の米国株相場は12日に発表されるCPIを待ちながら、全体としてはジリジリと下げる展開となりそうだ。 S&P500、NASDAQ100ともに小幅な下落となった前週は製造業景況感指数がコロナ禍を除き、リーマンショック以来の低さを示唆した所からスタートした。…

円安によってイールドカーブ・コントロールを修正することはない(後編)

為替相場が1ドル145円前後で推移している中でも、7月末の日銀会合でイールドカーブ・コントロール*1の修正が行われることはないだろう。*1イールドカーブ:YCC 前編では4月、6月の日銀会合の主な意見や債券市場サーベイに基づき、日銀がYCC修正をどう捉えて…

一貫性と信頼性:無料かつ努力だけで得られるブログのグロースハック

オンラインでコンテンツを発信する上で、誰でも無料かつ努力だけで得られ、とても効果的なグロースハックは「一貫性と信頼性」の獲得だ。 記事や動画、ツイートをクリックして見た後、そのクリエイターのページへ飛び、コンテンツ一覧を眺めた上でフォローを…

パウエル議長の発言から読み解く、年内2回の利上げの可能性

低調なPMIを受け、リセッション懸念が強まってスタートした6月26日週の米国株相場は最終的には前週末比上昇で終えた。 目次 1.週前半の経済指標は好調で相場は上昇~様子見 2.ECBフォーラムでタカ派姿勢のパウエル議長 3.個人消費支出(PCE)のコアは若干の…

2023年6月末:含み損益-5.57% / 年初来+213.7%

こんにちは、GOEMONです。 キレイに週末と月末が金曜日で終わったので、週間報告と一緒にまとめて2023年6月末の状況を報告です。 2022年7月に5万円から始めた「5万円から目指す億り人」の経過報告です。 ※2023年5月以前のデータはWordpress上にあります:htt…

本当にYCC修正においてサプライズは不可避なのか?(中編)

「イールドカーブ・コントロールの修正において、ある程度のサプライズはやむを得ない」 植田総裁はそう述べたが、果たして本当に避けられないのだろうか。 前編では植田日銀の4月、6月の金融政策決定会合の主な意見と債券市場サーベイ結果を基に、直近でイ…

なぜイールドカーブ・コントロールの早期修正はないと判断できるのか(前編)

植田総裁率いる日銀によるイールドカーブ・コントロール(YCC)がすぐに修正されることは無いだろう。 日米金利差が拡大し、1ドル145円前後まで円安が進行している今でさえ、YCCが早期に修正されることは無いと考えている。金融市場が新体制の植田日銀に就任…

インフレで価格転嫁率が低いのは"IT業界"だが...?

中小企業が6月20日に発表した「価格交渉促進月間のフォローアップ調査の結果」でインフレ下でIT業界が他業種と比べて価格転嫁ができていないことがわかりました。 企業の原材料、エネルギー、労務費、それぞれのコスト増に対する価格転嫁率を集計、単純平均…