2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧
7月27日、AM3:00に米政策金利が発表される。 何度も書いて来たように、今回のFOMCでは0.25ポイントの利上げが既定路線だ。問題は9月、11月の会合でどう判断するかだが、現時点でのポイントを下記の記事にまとめておいたので、詳しくはそちらを参照して欲しい…
7月のFOMC会合で0.25ポイントの利上げが確実視される中、市場の注目は年内にもう1回利上げがあるか否かに集まっている。 7月24日時点では年内の利上げ確率はそれぞれ下記のように織り込まれている。・9月下旬会合:16.0%・10月末会合:27.9% 市場では7月に0…
Bloombergの伊藤純夫記者、藤岡徹記者が「事情に詳しい複数の関係者への取材で」日銀は現時点でYCCの副作用に緊急に対応する必要性は貧しいとみていると報じた。 この報道でYCC修正観測がさらに後退し、円売り圧力が高まった。記事執筆時点でドル円は141.75…
7月20日(木)の東京株式市場は3営業日に反落した。機械、電気機器、精密機器が下落幅トップ3となった。 前日の米株式市場では英国のインフレ鈍化が好感されたものの、住宅関連指標が底堅く、CPI発表から安堵感のあった利上げ懸念がまだくすぶっていること…
7月19日(水)の東京株式市場は前日夜の植田日銀総裁による発言を受けて続伸した。 植田総裁はG20の会議後のインタビューで物価目標達成には「まだ距離がある」という「前提が変わらない限り、全体のストーリーは不変だ」と語った。これを受けて、連日経済メ…
12日(水)の米消費者物価指数の発表を前に、バーFRB副議長ら要人4名が講演やインタビューで各々の考えを発信し、タカ派と捉えられる内容となった。 結論を先にまとめておこう。 ・バーFRB副議長:中立~ややタカ派「あと少しだが、まだやるべき仕事がある…
7月2週の米国株相場は12日に発表されるCPIを待ちながら、全体としてはジリジリと下げる展開となりそうだ。 S&P500、NASDAQ100ともに小幅な下落となった前週は製造業景況感指数がコロナ禍を除き、リーマンショック以来の低さを示唆した所からスタートした。…
為替相場が1ドル145円前後で推移している中でも、7月末の日銀会合でイールドカーブ・コントロール*1の修正が行われることはないだろう。*1イールドカーブ:YCC 前編では4月、6月の日銀会合の主な意見や債券市場サーベイに基づき、日銀がYCC修正をどう捉えて…
オンラインでコンテンツを発信する上で、誰でも無料かつ努力だけで得られ、とても効果的なグロースハックは「一貫性と信頼性」の獲得だ。 記事や動画、ツイートをクリックして見た後、そのクリエイターのページへ飛び、コンテンツ一覧を眺めた上でフォローを…
低調なPMIを受け、リセッション懸念が強まってスタートした6月26日週の米国株相場は最終的には前週末比上昇で終えた。 目次 1.週前半の経済指標は好調で相場は上昇~様子見 2.ECBフォーラムでタカ派姿勢のパウエル議長 3.個人消費支出(PCE)のコアは若干の…
こんにちは、GOEMONです。 キレイに週末と月末が金曜日で終わったので、週間報告と一緒にまとめて2023年6月末の状況を報告です。 2022年7月に5万円から始めた「5万円から目指す億り人」の経過報告です。 ※2023年5月以前のデータはWordpress上にあります:htt…
「イールドカーブ・コントロールの修正において、ある程度のサプライズはやむを得ない」 植田総裁はそう述べたが、果たして本当に避けられないのだろうか。 前編では植田日銀の4月、6月の金融政策決定会合の主な意見と債券市場サーベイ結果を基に、直近でイ…